新婚旅行はとても楽しみなイベントですが、気になるのが高くなりがちな費用。
場所と滞在日数によっては100万円を超えることもありますから、慎重に選んで決断したいところです。
そこで、この記事では賢く節約して新婚旅行に行ってきた私がこんなことをお話します。
- 新婚旅行で節約できるポイント
- 逆に、節約してはいけないポイント
- 決済方法や時期、見積もりのとり方にこだわるべき理由
結論からすると、新婚旅行でケチケチしすぎるのはおすすめできません。
とはいえ、お金を掛けられない(できるだけ安くしたい)のがホンネですから、賢く節約できるポイントを押さえて、楽しい新婚旅行に出発しましょう!
記事の終わりでは私が実践した「できる限り贅沢しながらも節約した方法」をご紹介します。
新婚旅行を節約できる5つのポイント
新婚旅行をできる限り節約して、贅沢するには節約できるポイントを押さえておく必要があります。
行き先、行き方、時期、決済方法などがありますので、それぞれ詳しく解説してゆきます。
- 行き先:安く抑えるなら国内、アジア圏
- 行き方:最安は自己手配、リスクを避けるならツアー
- 行く時期:ハイシーズンは避けるべき
- 決済方法:クレジットカードで還元&旅行保険
- 予約はできるだけお早めに!
行き先:安く抑えるなら国内、アジア圏
はじめの節約ポイントは「行き先」。できる限り節約するなら新婚旅行は国内にするのがベストです。
国内なら移動費(航空券代とか)が掛からないので、海外に比べて安くなる傾向にあります。条件によっては、韓国や台湾、タイなどのアジア圏のほうが安くなることも。
渡航先の目安の予算
予算 | 旅先候補 |
10万円 | 国内(沖縄など) |
20万円 | 国内ハイエンドプラン、南アジア、グアム、バリ、サイパン、韓国 |
30~40万円 | ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、パラオ、モルディブ、タヒチ |
50万円 | アメリカ・ヨーロッパ |
60万円~ | モルディブ(水上コテージ)、カンクン、ヨーロッパ、サントリーニ島、ウユニ塩湖 |
70万円~ | オールインクルーシブ系(行き先で上下あり) |
【確認しておきたい!】»新婚旅行・ハネムーンおすすめ人気ランキング TOP10(エアトリ)
海外リゾートでも安くできる方法がある
せっかくの新婚旅行ですから国内ではなく、海外に行きたいですよね。
後ろで紹介するポイント(例: 旅行会社の一括見積もりサイト を使う)を押さえれば、海外でもお得に旅できますよ。
行き方:最安は自己手配、リスクを避けるならツアー
新婚旅行の行き方は「個人手配」もしくは「旅行会社のツアー」の2つです。
それぞれメリット・デメリットがあり、どちらがいい悪いは一言では説明できません。
自己手配
自己手配は好きなように旅程を組めるのが魅力です。
その代わり、何から何まで計画して自分で手配しなくてはなりません。
失敗すると、飛行機の乗継時間が短かったとか、空港からホテルまでの移動手段がなかった、なんてことも。
自己手配がオススメな人
- 旅費を安くしたい
- 渡航先の知識が豊富
- 国内・海外旅行ともにベテラン
- ホテル予約・
- 空港からホテルまでの移動、飛行機の手配など自分でできる
旅行会社のツアー
ツアーの魅力は、すべておまかせできるところ。
意外にも新婚旅行ツアーは融通がきき、好きなようにアレンジしてもらえることができましたよ。さらに、団体行動もなかったです。渡航先によっては個人手配より安くなることもあります。
旅行会社のツアーがオススメな人
- とにかく安心して旅行したい
- 渡航先に詳しくない(初めての場所に行く)
- 国内・海外旅行は初心者
- 1から10まで自己手配するのはめんどくさい
-
【個人手配とツアー】海外旅行はどっちがいい?メリット・デメリットを6つの基準で比べてみた
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実際、私が行った新婚旅行のモルディブは意外と安く収まりまして、そのコツは 旅行会社の一括見積もりサイト を使ったからです。
ツアーは最安旅行会社を見つけるのがミソ。
複数の旅行会社から見積もりを取得して比べて見ると見つけられます。
時期:ハイシーズンは避けるべき
世間がお休みの時期は旅費が高くなる傾向にあります。
旅費が高くなりやすい時期は以下の通り。
- 12・1月(年末年始)
- 3月(春休み・卒業旅行)
- 5月(ゴールデンウィーク)
- 7・8月(夏休みシーズン)
- 8月(お盆がピーク)
- 9月(7月よりは安い)
お仕事の都合でハイシーズンしか休みを取れない…という方も多いかと思いますが、新婚旅行を節約するにはこの時期を避けなければなりません。
日本は安くても海外は高いシーズンがある
例えば、新婚旅行先の一番人気「モルディブ」には乾季と雨季があり、晴れの日が多い乾季の旅費が高いです。
モルディブの乾季は11〜4月。11〜4月は日本国内の旅費は安いですが、モルディブでは旅費が高くなるのです。
【参考】≫「【3月は最高でした】モルディブ旅行におすすめな時期は?|乾季と雨季のメリット・デメリットも解説」
日本国内は安くても海外だと高くなることがある
決済方法:クレジットカードを使ってキャッシュバックと旅行保険を適用させる
旅費はクレジットカードで支払うのがオススメで、理由は以下2つ。
- クレカのキャッシュバックを受けられる
- 旅行保険が適用される
新婚旅行の費用は高いから、それだけキャッシュバックが期待できる
還元率2%のクレジットカードで50万円の新婚旅行費を支払った場合、1万円ももどってきます!
1万円もあれば飛行機に乗るときのおすすめグッズを買ったりできますから、あなどれません。
クレジットカードの旅行保険を活用する
意外と忘れがちですが、クレジットカードには旅行保険が付いています。
保険には2種類あって「自動付帯」と「利用付帯」です。
- 自動付帯とは、クレカを持っているだけで補償を受けられるタイプ。
- 利用付帯は、旅行金額をそのクレカで支払うと補償されるタイプです。
また、国内・海外旅行で補償額が変わることがあるので、お持ちのクレジットカードの補償内容を再確認しておきましょう。
【保険も最強な旅行系クレカ】≫「【SPGアメックス】旅行好き必携クレジットカード!契約してみたのでご紹介します」
誰でも作りやすくてコスパ最強なクレカ
例えば、マルイ系のクレジットカード エポスカード は、年会費0円ながら十分な保険を持っています。
【期間限定】今なら入会でポイントプレゼントキャンペーンあり! | |
---|---|
特徴 | |
年会費が無料なのに旅行保険が充実しているクレジットカード | |
年会費 | 付帯条件 |
無料 | 自動付帯 |
障害治療 | 疾病治療 |
200万円 | 270万円 |
携行品 | 損害賠償 |
20万円 | 2,000万円 |
新婚旅行の予約はできるだけ早めにする
最後のポイントです。
新婚旅行の予約は早ければ早いほど安くなります。私は4ヶ月前に予約したのですが、ちょっと遅かったなと思いました。
- 最安プランは予約でいっぱい
- 希望の日付が空いていない
- 羽田空港発のプランは満席
こんなことがありましたよ。
個人的には1年前から行き先の検討をはじめて、6ヶ月前には予約が済んでいるのがベストと思います。
行き先が決まっていないなら・・
新婚旅行の行き先で悩まれているなら「ハネムーンの行き先が決まらないときに考えた3つのポイント【体験談・悩み解決】」という記事で、行き先を一緒に考えましょう!
できる限り贅沢しながらも新婚旅行の費用を節約する方法
「節約」はあくまでも手段であって、目的ではありません!
節約することが目的になってしまうと、貧相な新婚旅行になってしまいます。そこで、節約しないほうがイイと思うポイントを最後にご紹介します。
新婚旅行で節約しないほうがいいポイント
基本的に、費用は下げれば下げるだけトラブルに遭うリスクが高くなります。
宿泊先のホテル
安いホテルは安かろう悪かろうです。
B&B(Bed and Breakfast)と言いますが、最悪ベッドと朝食だけのなんちゃってホテルなんてことも。働いている従業員も高い給料をもらえていないので、サービスの質も自然と低くなります。
- ご飯がおいしくない
- Wi-Fiが飛んでいない
- ルームサービスがない
- ホテルの清掃が行き届いていない
- セーフティボックスに入れてた貴重品が取られる
ホテルは寝るだけだから・・・とは言わず、信頼できるホテルに泊まるようにしましょう。
私はモルディブに行ったとき、ちょっと贅沢ですが水上コテージ付きのホテルを選びました。
選んだ理由や背景はこちら↓
モルディブに行くなら水上コテージに泊まるべき5つの理由【旅行者必読】
移動手段
移動手段も節約しすぎるとストレスになったり、下手するとトラブルに遭うことに。
例えば、海外では街なかの野良タクシーが最安ですが、料金メーターが付いておらずぼったくり被害にあったり、目的地を間違えられたりする恐れがあります。
実際、モルディブに行った際は飛行機にこだわりました。
最速最安はスリランカ航空なのですが、調べてみると
- 機内が寒すぎる
- ご飯が不味い
- 座席シートが壊れていた
などの口コミを見たので、ちょっと贅沢ですがエミレーツ航空を選びました。
【体験記】エミレーツ航空の9つの特徴|ドバイまで搭乗したので僕なりの評判と口コミをまとめてみた
モルディブの移動手段はこちらの記事が参考になりますよ↓
【保存版】モルディブ9つの行き方と航空会社の選び方|夜着の便は避けるべき理由も解説
まとめ
長々とありがとうございました。
新婚旅行をできる限り贅沢しつつ節約した5つの方法をお話してきました。大きな出費ほど節約できることを知らないと損してしまいます。
最後に、5つのポイントをおさらいします。
- 行き先:安く抑えるなら国内、アジア圏
- 行き方:最安は自己手配、リスクを避けるならツアー
- 行く時期:ハイシーズンは避けるべき
- 決済方法:クレジットカードで還元&旅行保険
- 予約はできるだけお早めに!
上記のポイントをもとに、私は旅費が高くなりがちなモルディブだけど、 旅行会社の一括見積もりサイト を使って最安旅行会社を見つけ、自分たちの希望に合うようにアレンジしてもらい新婚旅行をエンジョイしてきました。
決済もお得なクレジットカードを使い、さらに旅行保険を充実させています。
このブログでは他にも新婚旅行に関する記事を紹介しています。お時間あれば読んでみてくださいね!
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【カンクンの旅費は?】最適なプランを見つける方法とハネムーンの旅先に選ぶべき3つの魅力
続きを見る
以上