世界で最も高い場所にあるレストラン「アトモスフィア(At.mosphere)」でランチ兼アフタヌーンティーを楽しんできたので、体験レポートをつづります。
場所は、ドバイにある世界一高い建造物「ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)」の122階です。
この記事を読むとこんなことが分かります。
結論、「今度はディナーで行ってみたい!」と思えるほど最高のひと時を過ごせました。
そして、ブルジュ・ハリファの展望フロアに行くために高額なチケット代を支払うなら、ちょっとだけ背伸びしてアトモスフィアで食事するのがパーフェクトです。
ブルジュ・ハリファにある「アトモスフィア」とは?
「 アトモスフィア (At.mosphere)」はブルジュ・ハリファの122階にあるレストランです。
フレンチ・モダンヨーロピアン料理を朝・昼・夜で提供しています。
なんといってもウリは「世界一高いところにあるレストラン」ってところ。
世界一高いところにあるレストラン
あいにくの曇りですがビューは素晴らしいです。ドバイは砂漠都市なので茶色が目立ちますね。
なんだか異空間にいるような気がして、高すぎて高さを感じない不思議な感覚でした。
何言ってるのかわからないと思いますが、とにかく不思議なのです笑
レストランの信頼度:アワードを受賞しており信頼感あり
クオリティはどうなのよ?と心配ですが、安心してください。
ドバイ・レストランアワード(2018年)で3つの賞を獲得しています。
- ヨーロピアン部門 第2位
- ロマンティック部門 1位
- アフタヌーンティー部門 1位
ドレスコードがあるのでご注意を
公式サイトを見ると厳しそうなドレスコードが書いてありますが、スニーカーで入れました。
僕はNIKE AIRMAX95 Carharttとちょっと派手目でしたが問題なかったです。
- 男性:襟付きのワイシャツ、サンダル、ハーフパンツ、バギージーンズ、ダメージジーンズ、Tシャツ、スニーカー類NG
- 女性:スマートカジュアル
感想:至高のアフタヌーンティーだった
頂いたメニューやドリンクの詳細は後で解説しますが、結論からすると最高でした。
ご飯、飲み物、景色、接客、雰囲気、値段、すべてのバランスが取れていました。
ブルジュ・ハリファを意識しているのか?!と思える5段のティー・スタンドにスコーンやマカロンが乗っています。
最高の絶景を体験でき、この世の頂点に立った気分になれます笑
ただ、太陽光がまぶしいです。
さて、概要はこのくらいにしまして、続いて
を見ていきましょう。
アトモスフィアまでのアクセス【ブルジュ・ハリファを目指す】
まずは、ブルジュ・ハリファを目指します。
ドバイ国際空港からメトロ(Roads and Transport Authority (RTA))に乗って「ブルジュ・ハリファ/ドバイモール駅(Burj Khalifa/ Dubai Mall Metro Station)」で降車します。
ブルジュ・ハリファの地図
住所:122nd Floor, Burj Khalifa, Downtown Dubai - Dubai - アラブ首長国連邦
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最寄り駅からブルジュ・ハリファは迷うので余裕をもって
駅からかなり迷うので時間的余裕を持って向かうことをおすすめします。すんなり行けても、最寄り駅から15分は掛かるでしょう。
駅を出るとブルジュ・ハリファがすぐ見えるのですが、どうしても中に入れないジレンマに見舞われます笑
(写真はドバイモールからの図です)
ブルジュ・ハリファからアトモスフィアまでの4つのステップ
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1ブルジュ・ハリファに入る
真ん中に見えるのが「アルマーニ・ホテル」の入り口です。
車で来ることを前提にしているので、歩道は狭く歩きにくいです。
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2アルマーニホテルで受付を済ませる
中に入ったらホテルの受付に向かいましょう。
アトモスフィアに行きたいことを伝えれば、エレベーターまで案内してもらえます。
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3専用のエレベーターで123階に登る
専用のゲートを入るとエレベーターに乗ることができます。
エレベーターは2機ありまして、123階まで一気に登ります。外を眺められないのが残念。
ブルジュ・ハリファのエレベーターは分速600mで世界で3番目の速度です。
ちなみに、世界一は台北101で分速1,010m(東芝製)ですよ~
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4123階の踊り場から122階に降りる
123階につくと「Welcome to At.mosphere」の看板があります。
階段を降りると目的地です。
123階と122階は吹き抜けになっており、壮大な眺めを楽しめます!
アトモスフィアの内装と雰囲気
内装は高級感たっぷりで、木目調の艶がある素材で一面覆われています。
透明なガラスで空間が仕切られており、どこからでも眺めを楽しめるつくりになっています。
窓側の席が絶対におすすめ【要予約】
座席は2種類(窓側・内側)あります。
せっかくの機会なので、事前に「窓側席プラン」を予約しました。
内側の席は写真の通り。バーカウンターにも席がありました。
世界一美しいんじゃないかと思うトイレ
とっても驚いたのがトイレの内装です。トイレからの眺めがすごい!
さすが高級ホテル!トイレは個室のみありません。
ハンドソープは柑橘系のいい香りで、保湿用?!のソープもありました。贅沢。
世界一高いレストランからの景色【ドバイを独り占めした気分に】
実際に座った席からの眺望です。
高すぎるので感覚が麻痺してきます…本当に高いところなのかどうか、わからなくなってきます笑
左側に見えるのは世界最大級のショッピングモール「ドバイモール」です。
縦向きで撮影すると高さが伝わってきますね。
下に見えるのは「ドバイ・ファウンテン」で、噴水ショーが見られる場所です。
夜のドバイファウンテンは噴水ショーを楽しむ人たちでごったがえします。
こんなにも大規模なショーを無料で見られるのは最高ですね!
乾杯用のスパークリングジュースと一緒に。
実はこれ、りんごとデーツで作られたスパークリングジュースで・・・とっても美味しく3〜4杯飲んでしまいました。
Bateel(バティール)というサウジアラビアの高級ブランドが作っているようです。
日本のオンラインショップを探してみましたが、どこにも売っていません・・・また飲みたいのに。
公式サイトで$21.00で売られています。
気になる!アトモスフィアのメニューと実際に食べた料理の写真
写真をたくさん使ってアフタヌーンティーのメニューをご紹介します。
アフタヌーンティー専用メニューがこちら「Afternoon Tea Selection」です。
これから紹介する一連のメニューが書かれています。「Luxurious Menu」と呼ぶそうで、豪華なメニューという意味ですかね(そのまま)。
メニューの概要、料金、サービス料などの注意書きが書かれています。
前菜
前菜はグリーンピースのムースで、味わい深かったです。
Served alongside with Amuse Bouche
セイボリー(Finger Sandwiches)
前菜が終わるとセイボリーです。
セイボリーとはスイーツの反対で、甘くなくておつまみよりも食事っぽいものを指します。
Selection of Chef's finest homemade finger sandwiches
トマトとなにか・・・。
あまり印象に残っておらず、すみません。
たまごサンドは上品なお味で、パンがふわふわ。
エビかカニのクリームを軽やかなパンっぽいもので挟んだやつ。
キュウリとチーズのおしゃれなやつ。
さっぱりとしたキュウリとチーズの濃厚なバランスが素晴らしい!
サーモンとキャビアの巻物。
キャビア初めて食べたかもしれない・・・、お酒飲みたくなる味でした。
一番美味しかったのはコチラで、ツナとトリュフのサンドです。
とにかくトリュフの香りがすごかったです、人生で一番おいしかったツナサンドでした。
紅茶を頼むためにドリンクメニューをチェック
フィンガーサンドイッチを食べたので紅茶を頼みました。
紅茶は18種類くらいから選べるので、ドリンクメニューを見ていきましょう。
ロイヤルブレックファスト、アールグレイなどの伝統的な紅茶たちです。
Low Theineとは、カフェインが少ないという意味だそう。
クリーム・キャラメル・ティー、スカーレット・アワー、サファリ・ティーなど聞きなれない紅茶たちです。
世界の紅茶たちのようです。
アレクサンドリア、インディアン・ナイト、スウィート・フランスなど聞いたことがない品名が並んでいます。
お次はBaristaで、コーヒー。
リストレット、エスプレッソ、アメリカ―ノ、モカチーノなどがあります。
最後にRefreshmentsというノンアルコールカクテル?のメニューです
オススメは「Tropical Smile」だそうで、頼んでみました。
パッションとマンゴベースのノンアルコールカクテルです。
粘度が高くまったりとしていますが味はとてもさっぱりしていたので、食後の一杯によかったです。
紅茶を嗜む
王道ダージリンティーを頼みましたが…冒険してよかったかもと思いました。
普通のダージリンティーでした。
量が多いのでふたりで飲むのに時間がかかります。
メインディッシュ
お次はメインディッシュ。これが終わると、本当のメイン「スイーツ」になります。
お肉のメインディッシュ、味は驚くほどではなかったです。
ソーセージっぽいものと、マッシュポテト、人参とブロッコリーです。
Roast of the day served seasonal vegetables
白身魚のメインディッシュ、とにかくおしゃれな味。
ピンクっぽいのはカブだったかな。
Catch of the day
メインのスイーツ
メインのスイーツたちがティー・スタンドに乗ってやってきました。
座ってみると圧迫感がすごい。ティースタンドに乗っているお食事は以下の通り。
- スコーン
- マフィン
- レモン味のマカロン
- ピスタチオのシュークリーム?
- マンゴのムース
- チョコ
最上段のマフィンです。一緒にスコーンも乗っていました。
マカロンやシュークリームなど。
最下段にはチョコがあります。
だらだら食べていたら、太陽光で溶けてきて焦りました。
エスプレッソ(ダブル)と一緒に楽しみました。至高のひと時!以上、アフタヌーンティーの紹介でした。
この記事の続きは「ブルジュ・ハリファの展望台よりも「アトモスフィア」に行くべき3つの理由【比較してみた】」です。
- アトモスフィアの料金
- 2つの展望台(AT THE TOP、AT THE TOP SKY)との比較
- ブルジュ・ハリファで眺めを見るならどちらがおすすめ?
結論、アトモスフィアのいいところは優雅に食事しながらも展望台と同じ景観を楽しめるところでした。
まとめ
ブルジュ・ハリファの122階にあり、ドバイの絶景を楽しめるレストラン「 」を紹介しました。
ランチタイムにやっているアフタヌーンティーは最高で、絶景を見ながら優雅なひとときを過ごせましたよ!
このあとはドバイ空港でシャワーを浴びて、エミレーツ航空に乗り帰国します。