ダーツ、舐めてませんか?・・すみません、「舐める」は言いすぎですね。
なんとな~く日頃からダーツしていませんか?
上手くなるには自分なりに研究して分析するのが大切。
プロはなぜあんなに上手いんだろう?どうやったら上手くなれるのかな…?よ~く研究・分析してみると、答えが見えてきます。
ダーツが上達しない頃は悩みを抱えがちなので、こんなポイントをわかりやすく解説します。
- ダーツの「上手い」って何?
- なかなか上手くならないんだけど・・なぜ?
- プロってなんで上手いの?
- 上手い人の共通点って?
- 上手くなるには何をすればいい?
- 効率よく上手くなる方法はある?
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ダーツが「上手い」とは何か?プロを研究してわかった3つの特長
ダーツが「上手い」の定義は試合に強いこと。
試合に勝つには、「技術力」「精神力」「集中力」が必要ですが、プロを研究すると3つの特長があるのが分かりました。
- 一番楽で自然に投げられるフォーム
- 3投がすべて同じ構え・姿勢
- 狙ったところに入るイメージ
①自分が楽に投げられるフォームを知っている
ダーツを投げるときの一番いいフォームは「プロ ダーツ選手の最大公約数的なフォーム」と言われますが、僕は「自然体で投げられるフォーム」がベストだと考えます。
楽なフォームを見つけるには、最低限押さえておくべきこんな基礎があります。
- バレルの重心を持つこと
- 矢は力強く持ちすぎないこと
- テイクバックで肘がブレないこと
- 投げた時に体がブレたり浮いたりしないこと etc..
基礎的を押さえつつ、体の重心・軸足の向き・肩の位置を変えて楽なフォームを探しましょう。
注意点は、フォームを気にしすぎて体がガチガチにならないようにすること。筋肉が萎縮する思ったところに飛ばないです。
そして、無理してカッコよく投げないでください。実際、プロにも特長的な(カッコよくない?!)フォームの人はたくさんいます。
ココがポイント
自分にとって一番楽な姿勢で投げるのがベスト
クセの強いフォームはプロ選手にもいる
例えば、勝見翔プロの投げ方は独特。
パッと見クセが強いのですが、勝見選手にとってベストな投法なのでしょう。
Fallon Sherrock(ファロン・シャーロック)プロは初心者っぽい投げ方をしますね。肘ブレてるし、ちょっと違和感を感じます。女子プロは独特な投げ方をする人が多い印象です。
フィル・テイラーはカチッとしすぎ。ここまで教科書どおりな選手はあまり見かけません。
②3投すべて同じ姿勢で投げられる
プロは3投すべて同じ姿勢で投げられる安定感があります。
「理論上は1ラウンドで3回同じことをすれば、3本とも同じところに飛んでいくことになるので、つねに同じグリップを意識することが大切です。だからこそ頭で考えながら作ったグリップではなく、ダーツを自然に持てるグリップがいいと思います」とグリップについて話すのは、村松治樹選手。
参考:GOOD DARTSより
安定感を出すには、2つの重要な要素があります
- 自分にとってラクなフォーム
- 体を支える筋肉
筋肉は意外と重要。極論、筋肉がないと矢を投げられないし、体を支えることもできません。
投げるとき、体をピタッと止めて腕だけ動かしますよね。
矢を投げた時に体がブレないようにするのは筋肉が一役買ってます。
ポイント
③入る”イメージ”を持っている
ダーツが上手い人は狙ったところに入るイメージを持ってます。
人によって得意不得意なナンバーがありますね。クリケットナンバーの好き嫌いとか。
- 苦手な人が多いナンバー:18(右上)・16(左下)
- 得意な人が多いナンバー:20(真上)・19(16より一つ内側)・17(19の反対)
ところが、練習を重ねるとどのナンバーも入るイメージが持てるので得意・不得意はなくなります。
初心者がクリケットよりも01が得意な理由
「クリケットより01が好き!だってブルのほうが入りやすいし」とお思いではありませんか?
これはその通りで、01ばかりやればブルに入るイメージがつき、やがて入るようになるからです。
ポイント
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素人が上手くなれない理由。ダーツのプロ(上手くなること)を舐めているから
そもそも素人はプロ選手を舐めガチです。
- ダーツバーやマンガ喫茶で投げ込めば上手くなるでしょ
- 身近に上手い人がいるし簡単に上手くなれるでしょ
- やってりゃそのうちプロ並みになるっしょ
こんなこと思っていませんか?
ダーツのプロはプロ野球選手と変わらないことを理解すべきです。
ダーツのプレイヤー人口は野球ほど多くないのでプロになる難易度は低いですが、プロになる過程に大きな違いはありません。
プロは365日、毎日練習する
ダーツ界のキングと言えばフィル・テイラー。もともとハードダーツ出身ですが、ソフトダーツの腕もピカイチ。
どれくらい上手いかといえば、ダーツライブの企画「ドリームマッチ」でフィル・テイラー VS 日本トッププロ複数人の企画で誰も勝てなかったくらいです。
フィルがこんなことを言ってます。
最初にプロになった頃は毎日、真剣に3〜4時間投げた。最近は2時間ぐらいかな。それは年齢によるもの。僕の練習は本当にシリアスな時間なので、たいへんなパワーが必要なため、近頃はあまり疲れすぎてはいけないと思うようになった。練習というのは一番大事な時間でそれがダーツの全てを決める。
よく練習は飽きないかと聞かれるけれど、正直言って、僕だって毎日の練習が楽しい訳じゃない。まあ、楽しめるのは週に一日ぐらいだろうか。でも、僕はプロだから、365日、毎日必ず練習するよ。飽きないように、自分なりの工夫をすることを勧めたい。
NEW DARTS LIFE「フィル テイラー プロになったいきさつ…」より
上手くなるには「努力」が必要だが、効率よくやるべき
上手くなるには才能も重要ですが、努力が一番重要です。
最終的には、”プロ”と”自分”を研究して効率のいい練習方法を自分なりに編み出すのが一番効率的です。そのために、どんな方法があるか紹介します。
上達のヒント:自分にあったマイダーツを見つける
あなたにあったマイダーツを見つけることも間違いなく上達の一歩に近づきます。
お金がかからずも高品質なマイダーツを手に入れる方法は、下の記事で紹介しています。
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上達のヒント:「家庭用ダーツボード」で練習を効率化
ダーツバーや投げ放題のマンガ喫茶もいいですが、自宅練習用に家庭用ダーツボードがあると成長スピードがぐんと伸びます。
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自宅練習にダーツライブ200sは必須アイテムなので、要チェック!
お得な買い方を以下の記事で紹介してるので読んでくださいね!
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上達のヒント:プロに教えてもらう・・のは難しいから「上達DVD」で学ぶ
正しい練習方法を知っておくと伸びる速度が違います。
プロが教えてくれるのが一番手っ取り早いのですが、近くにプロはいませんので、プロが押しえるDVDで僕は練習しました。2つだけ紹介しますね。
2010年ダーツ王者 勝見翔が送るダーツ上達DVD【マルチアングルダーツフォームレッスン】
先ほど紹介した勝見プロの教材DVDです。1983年生まれの178cm。JAPAN 年間ランキングに毎年10位以内にランクインするプロ中のプロ。
ダーツ世界チャンピオンポール・リムが初公開!!「10日間ダーツ上達プログラム」
「THE LEGEND」とも呼ばれる、SUPER DARTS2015の優勝者ポール・リム。シンガポール出身で、今年(2018年)で64歳になる大ベテラン。
まとめ
プロが上手い理由は以下の3つと、
- 自分が一番ラクなフォームを知っている
- 3投すべて同じ構え・姿勢で投げられる
- 狙ったところに入るイメージがついている
たゆまぬ「努力」があると解説しました。
プロダーツってダーツショップにいたり身近すぎて?舐められているように思います。
けど、よく考えるとプロ野球選手と違いはなくって、スゴイ存在なんです。
プロのように上手くなるには「努力」が大前提で、「研究」と「練習」がキーになります。
正しい練習方法を知れば効率よく着実に上手くなれますから、一緒に頑張りましょうね!
それでは、よいダーツライフを!