【納得】加圧シャツの正しい使い方・着方とは｜3年目で分かった経験則を解説

加圧シャツを買ってみたものの正しい使い方・着方が分からず「効果なし！」という結果に悩んでいる方は多いです。

そこで、この記事では加圧シャツを着始めてから早3年になる僕が経験上から分かった正しい9つの使い方とやってはいけない３つのことをご紹介します。

 

記事を書いている僕は加圧シャツマニアを名乗っても恥ずかしくないぐらい、たくさんの加圧シャツを試してきました！

 

「加圧シャツ」って何？ポリウレタン配合の体に圧をかけるインナーシャツ

加圧シャツは伸縮性がある非常にタイトなインナーシャツで、体に圧を加える機能を持っています。

普通のインナーシャツとは違って、伸縮性のもととなるスパンデックス繊維（ポリウレタン）が生地に配合されているのが特長。スパンデックス繊維は競泳水着の素材で使われていて、体にピチッとなるアレです。

 

加圧による人体への影響とは

加圧による人体への好影響は研究者によってさまざまな論文で実証されています。

しかし、快適に感じることもあれば不快に感じることもあるので、加圧シャツの選び方には気を使う必要があります。

ガードル,ブラジャー,スパッツのような身体に密着する衣服,あるいは,サポーターやテーピングのように身体の一部を加圧する製品,部分的に身体を締め付ける着物など,身体に圧力をかける衣料は多い.

適切な圧力を身体に付与することで,運動機能性の向上,体型補正効果,自律神経系の反応制御,静脈癌の予防など,さまざまな機能を発現させることができる.一方で, 身体に圧力をかけることで快適に感じることもあれば,不快に感じることもある

引用元：人体への加圧が圧感覚と快適感に及ぼす影響について

よって、加圧シャツを選ぶときは適度かつ適切な加圧力のシャツを選ぶのが大事です。

関連サイズが重要！Amazonや楽天で売られている加圧シャツじゃダメな理由

 

一方で、過度な加圧は人体に悪影響を及ぼす示唆もあります。

40hPaを超える加圧はうっ血状態を招く恐れがあるので注意しましょう。

衣服圧による身体への影響について

衣服圧による身体への影響については、適度な衣服圧が皮下脂肪の揺れを抑えて運動しやすくする機能を持つ一方で、衣服圧が四肢にかかると皮下の毛細血管や動静脈が圧迫され、 40hPa 以上の衣服圧が大腿部だいたいぶや膝に加わるとうっ血状態を招き、血流障害を招く、との報告がある

出典：独立行政法人 国民生活センター『加圧を利用したスパッツの使い方に注意！ 』

 

 

必ず押さえておきたい！加圧シャツの正しい9つの使い方

基本的に毎日着る

加圧シャツに体を慣れさせるという意味でも、毎日着ることは重要です。

毎日着ればきるほど効果を体感できるので、不都合なければ毎日着るようにしましょう。

実際、僕は26日間毎日着ることで3キロの減量に成功しており、詳しい記録は下の記事で解説しています。

関連【26日で3キロ減量に成功】加圧シャツは本当に効果があるのか？｜猫背デブが試した結論。

 

シャツの裾はズボンに入れる

基本中の基本な気がしますが、あえて書きます。

シャツの裾はズボンの中に入れるようにしましょう。下腹や腹筋への圧が弱まるためです。

小さめのシャツを着ていると裾が上にめくれてくることがありますが、そんなときは毎度直しましょう。

 

加圧シャツを脱ぐときは「下からめくる」

脱ぎ方は人それぞれな気がしますが、個人的に一番脱ぎやすいのは「下から裏返してめぐる脱ぎ方」です。

 

• （一番左）引っ張って引っこ抜くのは、加圧されているのでほぼ無理。
• （右から2番目）片方ずつ袖から抜くのは生地が破れそうになるから避けたいところ。
• （一番右）首もとから両肩を出して下半身から脱ぐ方法もありますが、首元が緩みそうで怖いです。

 

季節に応じた使い方（夏と冬の着方）

個人的に夏と冬は使い方に工夫が必要でした。

夏場は暑いから無理しない程度に着る

夏場は汗をかくので衣服が脱ぎにくくなります。

 

で、これなんですが、汗をかいたあとに加圧シャツを着るのはかなり難しいです。逆も然りで、汗をかいたあとに脱ぐのも大変。

よって、脱ぎやすさ・着やすさが追求された加圧シャツを選ぶのがおすすめです。

欲を言えば、汗をたくさんかくことが分かっているなら着ないほうがいいです。

 

冬場は寒いからヒートテックの下に着る

加圧シャツは着ているとぽかぽかはしてきますが、保温するような機能は期待できません。

よって、冬場は素直にヒートテックの下に着るのがおすすめ。

ビダンザゴースト（写真）のようにテリレンで作られた発汗系の加圧シャツなら一枚で十分なんですが終売しちゃってます…本物かわかりませんがAmazonや楽天には在庫があるようです。

関連【新感覚】発汗するサウナ加圧シャツ！ビダンザゴーストを着てみた感想

 

生地が伸びてきたら乾燥機にかけてみる

着続けているとだんだんと加圧力が弱くなるシャツもあります。

そんなときは思い切って乾燥機に突っ込んでみるのがおすすめ。生地が縮んで加圧力が元通りになります（むしろ強くなってる？）。

 

食事中は積極的に着用する

加圧シャツを着ると（腹部に適度に圧が掛かりお腹が膨れなくなり）食べ過ぎを抑制できます。

太る理由はとてもシンプルでカロリーの摂りすぎで、消費カロリーを超えるカロリー摂取がデブの原因。お腹を加圧して食べすぎないようにすれば必然と摂取カロリー量も減ってゆくので一石二鳥！

 

寝るときは特定の加圧シャツにする

ぶっちゃけ、寝るときまで体を加圧するのはおすすめできません。寝るときくらいしっかり休めて疲れを取るべきです。

とはいえ、24時間ガッツリやりたいならマッスルプレスのような加圧力が強すぎないシャツを寝るとき用に選びましょう。同じようにして、筋トレ用の加圧シャツもあると便利です。

関連【5つの感想】加圧シャツを着ながらの筋トレは効果があるのか試してみた

 

デスクワーク・座り仕事は相性抜群

加圧シャツを着ると自然と姿勢が良くなります。

背中部分に加圧構造があるシャツは威力抜群。スマホ首や巻き肩の人にはぜひともおすすめしたい。

参考【ボクサープレス】人気No.1加圧シャツを徹底レビュー｜口コミ・評判・効果はどう？

 

着痩せしたいときは最強の道具

加圧シャツの一番のうれしいところは痩せることよりも、着るだけで体型補正効果（着痩せしてスリムになること）です。

たるんだお腹を速攻で凹ませることができ、ズボンの上に乗っていた脂肪はしまうことができます。

よって、気になる人とのデートやスーツをカッコよく着たい日は絶対に着るのがおすすめ。

参考【ボクサープレス】人気No.1加圧シャツを徹底レビュー｜口コミ・評判・効果はどう？

 

 

やってはいけない！加圧シャツの使い方3つ

続いては、やるべきでない使い方をご紹介します。

 

加圧しすぎない

前の方で紹介したとおり、過度な加圧は人体に悪影響を及ぼすので注意しましょう。

着ていて疲れてきたり違和感を感じたら、すぐ脱ぐようにして体を休めるようにしましょう。加圧シャツを着て痩せたい気持ちはわかりますが、なによりも安全第一です。体がだめになったら元も子もありません。

40hPa 以上の衣服圧が大腿部だいたいぶや膝に加わるとうっ血状態を招き、血流障害を招く、との報告がある

出典：独立行政法人 国民生活センター『加圧を利用したスパッツの使い方に注意！ 』

 

加圧シャツの重ね着はしない

加圧シャツは一枚一枚、メーカーが着圧を設計して調整しています。

重ね着して大きな負荷が掛かると体に良くないですし、重ね着はあまり意味がない気がするのでやめておきましょう。

 

化学繊維との相性に注意

加圧シャツはナイロン素材をベースにして、ポリウレタンやテリレンのような素材が配合されています。

化学繊維のシャツを着ると体が痒くなったり、汗が臭くなる人は避けるのが無難です。

もしくは、袖なしの加圧シャツである「 マッスルプレス タンクトップ 」を選ぶのもおすすめ。脇汗等で臭くなりにくいです。

 

 

まとめ

以上、加圧シャツを着てから3年目でやっと分かった正しい9つの使い方・着方、やってはいけない３つのことをご紹介しました。

加圧シャツを正しく着ればモテボディへの近道になります！

困ったときはこの記事を見返して、楽しい加圧シャツライフを送ってみてください。

 

このブログでは加圧シャツの関する有益な情報を他にも紹介しています。よかったら読んでいってくださいね。

次の記事【後悔しない】マニアが厳選するおすすめ加圧シャツ3つ｜比較レビューランキング

 

以上