「絶対に脱サラする」こう思い立った理由を話します。
実はこの記事だいぶ寝かせていました。。キーワードや内容の骨子は固まってたんですが、なかなかロジカルに書けずにずーっと止まっていたんです。
このままじゃいけない!と思って多少ロジカルじゃなくても、自分の思ってることをザーッと書いてみようと決めました。
とにかく、僕の思いが誰かに伝わればいいし、もし働き方にあなたが悩んでいるのなら考えや行動の助けになればうれしいです。
キーワード:労働からの解放、お金、所得、手段・・
会社員は投資家のために働くことが目的
「脱サラすることを決めた」と言ってるように、僕はサラリーマンです。働きはじめて5年が経とうとしてます。
毎日、毎日働いていると、ときどき仕事から醒めて
「僕って誰のために働いているんだ?」と思っちゃうんです。
自分のため?
家族のため?
商品やサービスを使ってくれる消費者のため?
同僚のため?
取引先のため?
きっと、答えは人それぞれ。
僕が出した結論は、会社員は投資家のために働いている でした。
なぜそう思ったのか?ちょっと極論すぎますよね、この結論は。
よ〜く社会の構造を考えてみると・・
- 資本主義社会である以上、株式会社は株価を上げて株主たちに還元しなければならない
- 資本主義の前提に立てば、株式会社の目的は利益を稼ぎ、株主にお金を配当すること
- 株式会社で僕はサラリーマンとして働いている。株式会社に雇われている以上、投資家の利益のために働いているのは間違いない
悔しいし認めたくないけど、最終系は投資家のためだったのか・・と気づいたんです。
盲目な働き者はこれには気付かず「家族を養うため」「社会に貢献するため」と考えさせられてるんだろうな、と。
”させられてる”敢えて使役で書いたのは、誰かにそう思わされていて普通だと植え付けられてると考えるから。ちょっと陰謀論っぽいけど笑
投資家のために働くことの何が悪い?
普通はこう考えるはず。投資家のために働いたって別にいいじゃない、対価がもらえるんだから。これはその通りで対価がもらえるだけありがたい。
けど、僕の考えは「もし、自分が投資家の側に立てるのであればそれがベストじゃないか?」と思うんです。
僕はケチな人間なんで、誰かがそうであるなら僕もそうありたいと思います。
(あの人は有名な歌手だから僕も有名な歌手になりたい!とは思いません、非現実的なのはナシ)
次で説明しますが、誰かが勝手に自分のために働いてて、僕は寝ててもお金が入ってくる仕組みを作れるならそうなりたいですよね?
マタイの法則―富める者はますます富み
新約聖書にこんな名句があります。まさに今の世の中を体現していると思います。
「富める者はますます富み、貧しき者は持っている物でさえ取り去られるのである」
― 新約聖書 マタイによる福音書 13章12節
この名句を僕は、貧しき者は持っている物(唯一の自分の時間さえ)も富める者に取られちゃうよ、って理解してます。
お金のないサラリーマン(労働者)は負のスパイラルに
かなり極端な例と物言いをすると、僕はこんなサラリーマンでした
■負のスパイラルの一例
- 1日の半分くらいも労働して、さらに通勤に毎日1時間近くかけて、家に着く頃にはへとへと
- 疲れと時間の無さから自炊せずファーストフードを食べて済ませる
- 週に2日はストレス発散のために飲み歩く
- 休日は今週はよく頑張ったからと言って豪遊する
- お金がなくなる
まさに負のスパイラルなんですよね。
お金がない→長時間働いて稼ぐ→時間がなくて疲れる→お金を使って体に良くないものを摂取→週末もダラダラ→収入は増えない→お金がない→長時間・・・
まず絶対的にやらなくちゃいけないことが、この負のスパイラルから脱すること。
一方、お金のある人は好循環(正のスパイラル)をもつ
あまり深く考えられてないスパイラルだけど、こんな好循環を持ってる。
- 余剰資金で投資する(株・ETF・不動産なんでも)
- お金がお金を生む仕組みを作る
- 労働力を買う(外食・お手伝いさん・クリーニング・・なんでも)
- 時間が生まれる
- 残った時間でビジネスしたり、有益な情報を得る
- さらに稼ぐ・・・
労働からの解放
この好循環にはいくつかの特徴がある。まず労働から解放されていること。
この仕組みを持っている人は、自ら手足を動かして労働することは少ない。なぜなら、労働以外に所得を得る手段を持っているから。
お金がお金を生む仕組みを持っているからね。
他人の時間を買い、自分の時間を創る
そして、お金で時間を買っているのが大きなポイント。
言い換えると、お金を払って他人の時間を買っている。
自分の時間を注ぐべきでないアクティビティには率先してお金を使う、という考え方を持っている。
自分が家事するよりも他人に任せてペイできるならそうするべき。
家事をしている時間(1日3時間)を家政婦に委託して2万円。3時間で2万円以上稼げるなら、家政婦に委託するべきだよね。
サラリーマン(労働者)は金持ちが稼ぐための仕組みの中で働いてる
サラリーマン(労働者)はこのサイクルでいうと「金が金を生む」仕組みの中にいたり、「労働力を買う」”労働力”にあたり買われる側に位置することがわかる。
これって搾取する側・される側の関係みたいなもん。
自分の限られた時間(寿命)を割いて、
金持ちがさらに金持ちになる歯車の中で回り続ける必要があるのか?
もちろん、視点を変えれば
「いや、株主や投資家のために働いているんじゃない!ちゃんと明確なビジョンを持って世のため人のために働いているんだ!」
という人もいると思います。
それはそれでいいと思う。
毎日満員電車に揺られ痴漢冤罪のリスクを抱え、自分の時間も確保できない環境で、どうぞ社会に貢献なさってください。懲役約40年。
社会に貢献できる方法は、会社員だけではありません。
とはいっても、脱サラは勇気がいりますし、相当なリスクを抱えます。
僕もまだサラリーマンだし。
「労働収入」と「権利収入」
「誰のために働いているのか?」
これを考えるときにもう一つ重要な視点が、「労働収入」と「権利収入」。
前者は、自分の体と能力を使ってお金を稼ぐこと。
サラリーマン、社長、大工さん、歌手、医者・・・
一般的な職業はこれにあたります。
労働収入は即時性がある。体を使えば直ぐに結果がでて、対価を得られる。
後者は、自分の体は使わずして権利等の仕組みを使ってお金を稼ぐこと。不労所得とも言うね。
株主、投資家、家賃収入、駐車場の収入、特許の収入・・・
権利収入は大器晩成な感があると思います。
権利を得るまでには時間がかかるし、仕組み化するのは大変。
もしくは、代々引き継がれる不動産を運用して、
生まれながらにして権利収入を得られるというケースもあるのかな。
権利収入の最大のメリットは(自分の体は使わずして)寝ててもお金が入ること。
不労所得の仕組みを持っていると正のスパイラルどんどん豊かになるし、たくさん回る。
倍々ゲーム。良いことが良いことをドンドン産んでく。
サラリーマンは労働収入。働いた結果のアウトプットは権利収入。
会社員の給与は「労働収入」に分類されるけど、働いた結果のアウトプット(企業利益)は、「権利収入」(株主の利益)になる。
なんだか複雑だよね。
汗水たらして働いているのに、最後は寝ててもお金が入る人たちへの収益となる・・
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「自分の時間のために働く」これが結論。
最後は不労所得の仕組みを作るしか無い。
なら、「権利収入(不労所得)」の手段を作ればいいんじゃないか?こう考えるのが普通だよね。
そのために何ができるんだろうか?ってのを僕はブログで考えながら書いてる。
まずは、自分の財布から出ていくお金を減らすために
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未来の自分のためにいますぐできること~倹約編~
そして、稼ぐ手段を考える
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【20代のお金】未来のためにいますぐできること~得する・稼ぐ編〜
例えば、セルフバックの仕組みを使って収入源を増やしたり。
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【学生でも手軽に稼げる】セルフバックできるASPサイトおすすめ5選を紹介します
「資本主義に奪われた自分の時間を取り戻したい」という思いが僕にはある。
最終的には、何ができるか? というのも後々考えてみます。
まとめ
過激なことを綴った一方で、働くとは「誰かを楽にすること」だって考えも持ってる。この考えについては別の記事で書いてみようと思う。
また、今後活発化してゆくであろう「スケールフリーネットワーク」の考えや、「プリファレンシャル・アタッチメント」=「優先的選択」という概念から、インフルエンサーになるのが一番の近道なんじゃ?ってことも書いてみたい。
とにかく、資本主義に奪われた自分の時間を取り戻そう。
では!