仮想通貨でつまづくことのひとつに「仮想通貨界で使われる用語」があります。
仮想通貨用語は、英語、専門用語、略語、スラングが混じっているので訳が分からくなるんです。
例えば、「SEC」は英語&略語&金融業界用語です。金融業界は略語が多く、金融庁はFSA、日本銀行をBOJと言ったりします。
わからない言葉と出会ったら、「SEC 略語」とGoogleでDYORしてみましょう。
この記事では、ツイッターやニュースでよく出てくる用語を15個ピックアップし、簡単に解説してみました。
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SEC(エスイーシー、セック)
アメリカの証券取引委員会のことです。Securities and Exchange Commissionの略語です。
「コインベース取引所、SECの許認可待ち」というような使われ方をします。
日本でSEC(もしくはSESC)といえば、証券取引等監視員会を指します。
MEW(メウ:My Ether Wallet)
マイイーサウォレットのことで、イーサリアム上で動くERC20トークンを保管するためのお財布です。
ERC20トークンには$EOS,$TRX,$VEN,$BNB,$OMGなどがあります。一覧で知りたければEtherscanを確認ください!
https://www.myetherwallet.com/
Whale(クジラ)、サメ
仕手を指します。
仕手は大金を動かせる個人やグループのことで、何をするのか?といえば、大金で仮想通貨の価格を操作(急騰・急落)させます。
HYIP(ハイプ)
High Yield Investment Programの略で、高額配当案件(高配当が高利益が期待される投資・投機銘柄)のことです。
HYIP銘柄といえばPACやXPとかが挙げられる。
HYIP(うまい話)の裏にはポンジスキーム、MLM(ねずみ講)が絡んでいるのでSCAMだとよく言われますね。
ASIC(エイシック)
ビットコインをマイニングするための専用マシンです。Application Specific Integrated Circuitの略で、もともと「特定の目的のために作られた集積回路」という意味です。
普通のCPU(例えばIntel Core i5)とは違って、ビットコインのマイニングに特化しているので、高速で計算を処理できます(ハッシュパワーが高いという)。
いま最もマイニングに適している機械と言われています。
DEX(デックス)
分散型取引所のことです(例:EtherDelta, 0x, Kyber Network, CryptoBridge)。
反対は中央集権型取引所で取引所が資産を管理している取引所です(例:ビットフライヤーとかHuobi、OKEx)。
中央集権型と比較して、ハッキングリスクがほぼないので安全と言われています。しかし、
SWIFT(スウィフト)
国際銀行間金融通信協会のことでSWIFTは国際金融決裁システムとも呼ばれ、世界の銀行が取引データをやりとりするためのサービスを提供する機関です。
リップル関係の文脈で使われることが多いですね。リップルはSWIFTを超えるのか?提携するのか?というように。
Airdrop(エアードロップ)
仮想通貨をばらまくよ!って活動です。メールアドレスやツイッターアカウントをサービスと連携させてコインを配布してもらえます。
詳しくは下の記事書いているので、読んでみてくださいね。
SCAM(スキャム)
詐欺という意味です(英語)。
TRXがBinanceに上場したときは「TRXはSCAMだ」と声高に言われてましたね。
FUDと意味を取り違えて使っている人が多くいますね。
HODL(ホードル)
売らずに保有しておくことです(スラング)。語源はHOLDでタイプミスから生まれました。Bitcoin talkの某スレッドであったタイポが大本ですね。
2017年末はHODLが最善策でしたが、年明け特に2月はHODLは投資戦略として不安定です。
ディフィカルティ(Difficulty)
英語ではDifficulty(難しさ・難易度)という意味ですね。仮想通貨のディフィカルティとは採掘難易度・マイニングの難しさのことです。
もっと簡単に言えば、「計算問題の難易度」と言ってもいいかもしれません。ビットコインを採掘(マイニング)するには複雑な計算問題を解く必要があるのはご存知ですよね。
一般的に、ディフィカルティが高いと【送金遅延、送金手数料が高騰】が起きます。マイナー目線では難易度が上がると【採掘報酬が下がる】ので、難易度の低いコインを採掘しようとするモチベーションが生まれます。
また、難易度調整(リターゲティング/Re-targeting)というのもあり2週間に1度行われます。
以下のサイトから、ビットコインのハッシュレート(計算速度)とディフィカルティ(計算難易度)の推移がわかりますよ。
ハードウェアウォレット
仮想通貨を安全に保管するための専用機械のことです。アフィリエイトリンクですみませんが、ハードウェアウォレットの見た目は下を参考にしてください。
こちらはLedger NanoS というハードウェアウォレットです。
【 ▼Ledger Nano S正規代理店 】
ハードウェアウォレットは他にもTREZORとかが有名です。しかし、Amazonでは買わず正規代理店で買うことをオススメします。詳しく話すと長くなるので手短ですが・・
悪者がAmazonでハードウェアウォレットを購入⇒初期設定⇒Amazonに返品⇒違う人が購入⇒ハードウェアウォレットを同期⇒同期したコインが盗まれる
という事例があるので注意してくださいね。
ロング・ショート
証券用語に分類されると思います。ロングは買い、ショートは売りという意味です。
ロング:通貨の価値が安いときに買って、高いときに売ること
ショート:通貨の価値が高いときに売って、安いときに買い戻す
ちなみに、以下のトレード手法、それぞれの違いは分かりますか?
- スキャルピング・トレード
- デイ・トレード
- スイング・トレード
- キャリー・トレード
上から下に向かって、取引頻度が低くなりますね。スキャルピングは1~60分の間にトレード、キャリーは数か月に1度トレードという具合ですね。
取引所トークン
取引所が発行するトークンのことです。保有するメリットは取引所によって変わります。
例えば、一定量を一定期間保有しているとボーナスでビットコインがもらえるとか、取引手数料がとても安くなりというような特典がありますね。
Kucoinの$KCS、Binanceの$BNB、Huobiの$HT(Huobi Token)、OKExの$OKB、ZaifのZaif Tokenとかが有名ですね。
Telegram・Discord・Slack・Reddit
Telegram(テレグラム)・Discord(ディスコード)・Slack(スラック)・Reddit(レディット)、いずれもコミュニケーションツールです。
Redditは掲示板ぽくって海外版2chと理解してOKです。その他は高機能LINEのような具合です。
日本人コミュニティが強い通貨はDiscordが好まれ、海外コミュニティが強いところはTelegramが好まれますね。
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Discord Discord, Inc.無料posted withアプリーチ
Slack Slack Technologies, Inc.無料posted withアプリーチ
Reddit: Trending News reddit無料posted withアプリーチ
まとめ
ご存知の仮想通貨用語が多かったでしょうか?
仮想通貨の世界は「検索力」がとても重要です。調べるときも日本語サイトだけでなく英語サイトも活用していろんな情報を入手しましょうね!
仮想通貨用語には他にも、FOMOやFUDってよく耳にしますよね。知らなければ以下の記事を参考にしてくださいね。
以上!