この記事ではこんな悩みや疑問にお答えします。
- DJ始めてみたいけど超初心者だから何から始めればいいのかわからない。
- DJを始めるのに考えておくべきことや用意しておくものがあれば教えてほしい。
DJを始めようとしているあなたに向けて、
どこで、どうやって、どんな曲でDJする?という基本的なポイントを押さえながらDJの始め方を解説します。
実はDJには「スタイル」があり、あなたのスタイル(なりたいDJ像)がわかるとスムーズに気持ちよくDJを始められるようになるのです。
では、行ってみましょう!
DJになるにはどうすればいい?【DJとは・必要な技術】
- どうやってDJする?
- どこでやる?
- どんな曲を流す?
5秒くらい手を止めて、自分がDJしている姿を思い浮かべてみましょう!
そもそもDJとは
Disc Jockey(ディスクジョッキー)の略、クラブ・フェス・パーティーをはじめ、みんなで音楽を楽しむ場で観客が聴きたい音楽をかけて場を盛り上げたりシーンを演出する人です。
どうすればDJになれるのか?
極論、言ったもんがちです。
あなたが自分のことをDJです、といえばあなたはDJです。
DJであることを証明するための免許や資格はないので、音楽をかけてシーンを演出したり盛り上げたりできればDJといってもよいでしょう。
DJに必要な技術
- 選曲のセンス
- DJの技術(ミックス)
- MC(マイクパフォーマンス)
- 演出(VJやライトの使い方)
- プロデュース(作曲・アレンジ)
DJでいちばん重要な技術といえば「選曲力」といっても過言ではありません。
オーディエンス(観客・聴く人)が聴きたいと思っている曲を流せるか、観客を盛り上げるためにどうするか、観客が疲れてそうなら一旦落ち着いた曲を流せるか、すべてはDJの手腕次第です。
さて、なりたいDJ像はイメージできましたか?
どんなDJになりたいかで、やるべきこと・用意すべきものが変わってきますので、わかりやすく解説します。
DJになるには4つのスタイルを知ろう【おすすめはPCDJから】
DJには多く分けて4つの種類(スタイル)があります。
最近はデジタル技術が発展していることもあり、手軽にかんたんに始められるPCDJがおすすめです。
iPad DJも手軽ですが制限が多くて意外とやりづらい!
- アナログDJ
- CDJ
- PCDJ
- タブレットDJ
DJのやり方は大きくわけると「アナログ」と「デジタル」があります。
2つの違いは、鳴らす音楽が目に見えるかどうかです。
- アナログはレコードやディスクのような物理的なものを使いますが、
- デジタルは音源ファイルという目に見えないデータを使います。
【DJの基本】レコードを使ってプレイする「アナログDJ」
アナログDJはレコード(Vinyl / ヴァイナル、ビニールとも)を使ってプレイします。DJの基本のキと言われているスタイル。
プレイするのに大量のレコードが必要で、自宅外でプレイするならレコードを持ち運ぶ必要があり重くて大変です。
レコード屋で曲を探したり、通販でレコードを買う必要があります。
アナログDJを見てみよう
実際にアナログDJを見てみましょう。
ANNA vinylのプレイ映像で「Cercle」というテクノイベントのものです。DJならCercleは知っておきたいですね。
【関連記事】≫「【世界遺産でDJ】Cercle(サークル)ツウなら知ってるテクノイベント」
↓こんな機材を使っていますね
正直、初心者にとってアナログDJはハードルが高いです。
【新型は多機能!】CDを使う「CDJ」
アナログよりも一段階近代的なDJスタイルが「CDJ」です。
アナログDJはレコードでしたが、CDJはCDを使います。CDはレコードと比較して買いやすく、持ち運びもしやすいです。
どうしてもCDJから始めたい!という強いこだわりがあれば、デジタル音源も再生できるコントローラーがおすすめです。
正直、CDJはちょっと古いスタイルで、専用機材の流通も少なくなっているので、あまりおすすめできません
大箱やクラブのガチ機材はCDJ
ウルトラジャパンやトゥモローランドでプレイするEDM DJのほとんどはUSBでDJしてます。
音源が入ったUSBをコントローラーにプチッと挿してプレイ。ガチでやるなら最終系はCDJになるでしょう。
↓プロが使う機材は片方で360,000円くらいします
【初心者におすすめ】パソコンに入った音源を使う「PCDJ」
パソコンと専用のコントローラー(ターンテーブル)を使ってプレイするのがPCDJ。パソコン上でDJアプリを起動させてプレイするのが特徴的です。
【関連記事】≫【初心者におすすめ】3万円以内で買える!安くて使いやすいお得なPCDJ機材7選
PCDJは低めの予算から始めやすくコントローラーも安いものなら1万円台から買えます。ただし、パソコンが必要になるのでパソコン代が別に掛かりますが。
僕はPCDJをメインでやっており、機材はPioneerのDDJ SX-2というコントローラーを使っています。
最大4チャンネル(=4つの曲を同時再生できる)機能を持っており、エフェクトも豊富で、とても使いやすいです。
初心者はPCDJで始めるのが一番おすすめ。低予算でDJになれます
【手軽で低予算】タブレットでDJする「タブレットDJ」
マジでお金をかけたくなくて、明日からでもDJしたい!ってあなたは、スマホやタブレットでDJしてみるのはいかがでしょうか。
iPadがあればすぐに始められます!
iPadのなかでもハイエンドにあたる「iPad Pro」が高機能かつ安定性があるのでおすすめですが、ノーマルiPadやiPad Airでもプレイできます。
djayというアプリを使えば、その場ですぐにDJを始められます。
(ただし、操作性は物理コントローラーと比べるとよくないです)
DJになるにはどこでプレイする?選択肢はザックリと4つ
次に、あなたはどこでDJしているかイメージしてみましょう。
- クラブ
- パーティースペース
- 自宅
- 野外(BBQとか)
クラブでDJしてみたい
クラブDJを目指すなら、USBでDJできる体制を整えておきましょう。
USBに入れる楽曲はPioneerの「rekordbox」を使って、Cue打ちしたりしておくこと!
USBメモリは最大読出速度が高いものがおすすめです。高速で読み取りできないUSBメモリを使うと再生できないことがあるのでご注意を。
結婚式やパーティでDJしてみたい
DJだけでなく、VJ(ビデオジョッキー)もできると華やかになりますね。
「【VJ映像素材】Serato Videoで使える無料・有料素材を探してプレイしてみた」という記事では、Serato DJというソフトウェアのオプション機能「Serato Video」もあわせて紹介しています。
↓僕の自宅練習風景です
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自宅でDJしてみたい
とにかく、自宅でDJできる環境は必要です。
しかし、自宅でDJするだけじゃつまらないので、インターネットでDJ配信してみると上手になるのでオススメです。
オーディオインターフェースなど、特別な機材が必要になるので、詳しくは「【解説】DJ配信に必要な機材・接続方法・やり方を紹介する」という記事を読んでみてください。
自宅DJで用意すべき持ち物も紹介していますよ。
野外でDJしてみたい
外でDJするときの問題は電源確保と、スピーカーをどうするか?です。
電源確保は小さくて大容量でコンセントの端子も使えるポータブル電源がオススメ。
野外で使うスピーカーは路上ライブで使われているモデルがオススメ。
【関連記事】≫「路上ライブやBBQで使えるパワフルなアンプスピーカーは何がオススメ?【コスパ重視】」
DJになるには得意な「音楽ジャンル」を決めておこう
最後に、流したい曲のジャンルをイメージしてみましょう。
ハウス、テクノ、ヒップホップ、R&B、ポップス、アニソン・・いろいろありますね。
流す曲のジャンルは統一する方が、回しやすいですし聴いててお客さんも違和感を覚えません。
ハウスDJをやりたい!と思ったら、ハウスの楽曲をたくさん集める感じですね。
曲を集めるなら「レコードプール」を使おう
曲を探して集めることをディグるといいますが、ディグるならレコードプールを使ってみるのがオススメです。
僕は「DJ City」というレコードプールを使っていまして、3ヶ月で11,000円でダウンロードし放題です。
DJ Cityはハウス、ヒップホップ系が強いレコードプールです。
DJ Cityに登録してから174曲ダウンロードDONE(わずか3日で)^_^
曲単価¥250(iTunesの平均価格)だとして、¥43,500分!DJ Cityは3ヶ月で¥11,000なのですでに得した気分\(^o^)/
これからも継続するか迷いどころ
経費として落とせそうだけども、継続的にイベント入るかもわからないしなあ😵 pic.twitter.com/OzmUtBDHos— Kitty(キティ)@人生効率化DJブロガー (@tk_www) 2018年9月29日
ちなみに、Apple Musicの曲は(保護がかかっているので)DJで使えません。
ストリーミングメディア系では唯一、Spotifyの曲をdjay上で使えます。
また、流す曲は基本320kbpsのビットレートは欲しいところです。
最低でも192kbpsですね。
質の悪い音源をスピーカーで流すとバキバキになってしまい、お客さんを不快にさせてしまいます。
Youtubeでダウンロードした曲を流すのは・・・論外ですね(^_^;)
まとめ
脱初心者できるDJの基本についてお話してきました。
これからDJを始めるあなたの参考になったのでは、と思います。
最後にサクッとおさらいしてみます。
DJを始めるには「スタイル」をなんとなく決めておく必要がありまして、そのためには3つのポイントを考えてみるのが重要でした。
DJには4つのプレイスタイルがありまして、
- アナログDJ
- CDJ
- PCDJ
- タブレットDJ
でしたね。
そして、DJやる場所も4つの選択肢があり、
- クラブ
- パーティースペース
- 自宅(配信)
- 野外
でしたね。
流す曲はジャンルを揃えるのがポイントでしたね!
DJに関する記事は他にもたくさんあるので、あわせて読んでみてくださいね。
以上!
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