人生の目標(生きる目的)を考えるときに「人生で大切なものってなんだろう?」という命題を考えることがありませんか。
毎日毎日同じような日々を過ごしているとふと、なんのために生きているんだろうなんて思うことがあります。
僕が行きついた答えは「時間が一番大切だ」という答えです。
この記事では人生で一番大切なものってなんだろう?と考えているあなたに向けて、客観性を持ちつつこんなことを考えてみます。
- 「世の中お金」というが本当にお金は大切?
- 人生で一番大切なものは「時間」なの?
- 家族・友人・健康・子どもは?
結論、現代は「可処分時間の奪い合い」の真っ只中で、今後もっと時間の奪い合いが加速します。
自分の時間を大切にしないと、お金はおろか家族や友人、健康までも失ってしまうかもしれません。
時間が一番だけど、お金がないと何もできない事実
あなたの周りに「お金」に過剰に反応する人はいませんか?
「お金は悪だ」
「お金を稼ぐのは悪いことだ」
「お金持ちはなにか悪いことをしている」
そして、このような人の口ぐせは「世の中お金がすべてじゃない」とよく言います、実際僕の周りはそうです。
ただ、言わんとすることは分かるのですが、なんか違和感があります。
お金を十分に持ってないのに「すべてじゃない?」とは
このセリフはお金を十分手にした人が言えることです。
「世の中は金じゃない!」
お金を持っていない人が言っても負け惜しみといいますか、持ってもないのになぜそう言えるんだ?と僕は思います。
何億とお金を持った人が「お金はとりあえず手に入れたけど、やっぱりお金が全てじゃないよ」と言うなら納得ですが。
金がすべてじゃないけど、すべてに金が必要
金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ
闇金ウシジマくんのワンシーンのセリフです。
確かにお金はすべてじゃないですが、お金がないと何も始まりません。あなたも実感していると思います。
けど、時間が大切だと思う
僕はお金を十分に持ったわけではありませんが「世の中お金がすべて」とは言い切れません。お金もすべてだけどそれ以上に「時間がすべて」と思います。
いうならば「世の中時間がすべて」です。
ただ、一番大切な”時間”を手に入れるには「お金」が必要なのですが…。
お金を持ちのジレンマ
「お金を持っている人は忙しい」
「年収が高い人は長時間労働者だ」
こう思われる方は多いと思います。
一般的には、働けば働くほど稼げる(残業すればするだけ残業代で稼げる)のは事実です。ゆえに、時間とお金はトレードオフでは?と思いますよね。
実際、エリートサラリーマン、お医者さん、人気Youtuber・・みんな高給取りですが時間はないです。もちろん、これは一概には言えないですが統計を取れば大半は長時間労働になっていると思います。
しかし、ある一定のレベルを超えると「年収が高いのに労働時間が短い」という宇宙人の次元に行けます。
今回はこれはメインテーマじゃないので詳しくは話しません。キーワードは「不労所得」です。
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僕は宇宙人になりたい|地球人が大気圏を脱する富の本質
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さて、話を戻して、本当にお金より時間が一番大切なのか考えてみましょう。
人生で最も大切なものは「お金」か「時間」の二択に絞られる
人生で大切なものってたくさんありますよね。そして、人それぞれで異なります。
- 愛
- 家族
- 友情
- 健康
結論からすると、人生で大切なものランキングはお金 or 時間の二択になります。なぜなら、愛も友情も健康もお金があればそれなりの水準になるからです。
ただ、話が急すぎるのでひとつずつ比較してみます!
みんなは「お金」をどう考えているのか?
世間一般的にみんな「お金は重要」と考えているか?アンケートをもとに事実確認してみました。
マイナビウーマンの調べによれば以下の通り。大前提として、53.7%の人はお金以上にほしい物はないと答えています。
Q.お金では買えない本当にほしい物はありますか?という問いに対して
「ある」46.3%
「ない」53.7%
じゃあ、残りの人はどう考えているのか・・?
みなさんが思い浮かべたものと一致するでしょうか?本当にこれらと比較してお金が重要なのか考えてみます。
「健康」はお金で買える?
「健康であれば十分。それ以外に何もいらない」「健康第一」は確かに納得できます。健康無くしてお金も自分の時間も使うことはできませんからね。
しかし、健康はお金がないと維持できません。
毎日食べているご飯、お水、雨風しのげる住居、衛生面・・お金がないと手に入らないんです。そもそも、衣食住のベースにお金があります。
お金があれば病気を防げる
さらに、僕が考えるに後天的な健康はお金で買えると考えます。
例えば、臓器移植や輸血が必要になるくらいの病に見舞われたとして、お金があれば移植待ちの大行列だって解決できます。
アメリカでもドナー不足は深刻で、カネで優先的に移植を受けている日本人への不満の声が出ていたため、それを黙らせる意味で日本人の移植費用が吊り上げられたという背景もある
「米の臓器移植 カネの力で優先させる日本人対策で費用が上昇」
NEWS ポストセブンより
実際に日本人はお金で健康問題を解決しているようで、アメリカでは日本人の臓器移植の代金を吊り上げているそうです。
「ガンになったらどうするんだ?」という声も聞こえます。
お金があれば医療機関による精密検査を毎年受けることもできます。健康診断や人間ドッグとは違って、最新技術がつかわれた最新鋭の医療機器による検査です。
例えば、PET-CT、MRI、CT検査等 PET-CTは一回で10万を超えることもあります。
要は、お金があれば病気を未然に防げるんです。病気にならなければ健康です。
人とのつながり、パートナーの発見はどうか?
「金の切れ目が縁の切れ目」と言いますよね。
逆に言えば、金があれば縁は切れないということです。
上の言葉は、
お金がなければ、友人やパートナーとの縁は切れる。
お金があれば、友人やパートナーとの縁は切れない。
と言い換えられます。
金の切れ目が縁の切れ目
こんな経験ありませんか?
友人にお金を貸して「返してよ」と言いづらいケース
「この前はお金貸してくれてありがとね!返すよ」と、自主的に返してくれる友人はいいんですが、なかなか返してくれない人もいます。
お金の貸し借りは精神衛生上(メンタル的に)よくありません。気持ちのいいお金の貸し借りなんてありません。
本当は催促なんてしたくないけど、お金が返ってこないのは困るし・・次会った時に「返してよ」って言ってみるか・・。
なんで、お金貸した側なのにこんなに気を遣わなくちゃいけないんだ・・?
そもそも、お金貸したこと忘れてるし・・
最悪のケースは貸した友人と連絡が途絶え、返ってこないことです。
「貸したお金はあげたと思え」
この言葉はお金に余裕がある人が言えるんです。お金がない人にこんなことは言えません。
金があれば縁は切れない
では、逆にお金があれば友人もパートナーもできるのか?
極論言えば、お金があれば万事解決です。
友人のケース
例えば、超大金持ちの友人がいたと想像します。花より団子の道明寺とかF4軍団を想像してみましょう(笑)
彼らと遊べば、毎回お車で送迎、食事は奢ってくれるし高級なフレンチ・・海外旅行にだって連れて行ってくれる。
極論すぎますが、こんな友人がいれば喜んで遊んでいたいと思うし、なるべく近くに居たい。さらには、周りの友人にも「オレこんな友人がいるんだぜ」と自慢したくなります。
こんなのいやだ!
友情をお金で買っている。友情はお金では買えないし、こんなの友情でもなんでもない。こんな声が聞こえてきます。
そもそも、友情をお金では買ってはいけないのか?真の友情とは?
あなたの周りに、表向きはお金を前面に出してないけど友情をお金で買っているようなひとはいませんか?あなたが気づいてないだけで似たような人はいると思います。
例えば、会うたびお菓子をくれたり、いつもお会計を多く出してくれたり、車で送迎してくれたり、これ使わなくなったからあげると物くれたり・・。
こういう人は(本人は意識的にやっていなくても)お金で友情を維持している・買っているのと似たような状況です。
そして、あなたも「あいつはなんとなくいいやつだから友人だ」と思っているんです。
これで友情が成り立っているなら、友情をお金で買ったっていいですよね?物は見せ方次第なんです。
パートナーのケース
さて、パートナーはどうでしょうか?
まずは、逆パターンを考えてみましょう。お金がないとパートナーはあらわれにくいですし、離婚率も高くなるデータがあります。
Sankei Bizのコラムが非常によくまとまっているので一読の価値あり。
男性の場合、稼げる職業に就いているほど結婚しやすい。身も蓋もない言い方をすればこういうことですが、男性の年収と未婚率がマイナスの相関関係にあるのは、前々回の記事でも明らかになった
「アラフォー男女の未婚率が痛々しすぎる… 「職業別」「年収別」で男女差くっきり」
Sankei Bizより
しかし、女性は逆です。稼いでいる人ほど未婚率が高い。
女性の社会進出を考えると納得いくような気がします。女性は結婚すると子供を産んだり家事等で忙しくなります。
働いていると結婚後の活動(育児・家事)に時間を割けないからでしょう。また、働く女性は自立していることも理由かもしれません。
女性の場合、男性とは逆に年収が高い職業ほど未婚率も高い傾向です。
少なからず言えることは、お金があれば夫婦円満。
例えば、毎年の結婚祝いや奥さんの誕生日祝い。いつもよりステキなところでディナーしたり、とっておきのプレゼントを渡したり・・したいですよね。
もちろん、お金がなくてもお祝いはできます。が、お金があると選択肢は広がるし特別なシチュエーションを演出できます。幸福度があがるんです。
さらに、お金があると精神的に余裕がでる。逆を言えば、お金がないと精神的余裕がない。
(僕の実際の家庭がこれだったのですが)お金がないと毎日夫婦喧嘩です。お金がないとちょっとしたことでキレてしまうんです。余裕がないから。
テレビのチャンネルがあーだこーだ、お祝いの日に何も買ってこないお祝いに興味がないんだ。
お金がないと毎日ストレスを積み重ねます。
毎日家事をしないといけないし、節約するために策を講じなければなりません。いろいろしていると自分の時間が無くなって精神的に余裕がなくなり人と反発するんです。
パートナーとは四六時中一緒にいるわけですから、反発が多くなるんです。
子どもや能力・才能は?
「子どもが第一」というのは健康第一と同じだと思います。
もしくは、子どもが産めないケースのことかもしれませんが、治療費や代理母の手段で解決できます。そんな簡単ではないと思いますが。
能力や才能も、お金があれば極められる。
お金があればプロをコーチとして雇うこともできます。さらに、お金があれば能力や才能を開花させられるチャンスと巡り合えます。
もし、あなたにヴァイオリンの隠れた才能があったとしましょう。
けど、そもそもヴァイオリンを始めなければ才能に気づけませんし、開花させることもできません。
他にも実は、スカイダイビングの才能があった、レーシングカーの才能、船や飛行機の操縦、音楽・・。
まとめると、お金があればチャンスを買えるし可能性を拡げられます。
逆に、お金がなければチャンスに巡り合えず可能性はゼロのままなんです。
結論:金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ
みんなが考えるお金以外に大切なもの(5つ)とお金を比較して本当にお金が大切なのか?考えてみました。
「お金」vs「健康」
「お金」vs「人とのつながり」
「お金」vs「パートナー」
「お金」vs「子ども」(健康と同じ?)
「お金」vs「能力・才能」
僕の独断も混じってはいますが、お金があれば5つの要素は手に入れられます。
逆説的に考えているところ(逆にお金がないとXXXだよね)が多かったですが、おおむね納得できたのではないでしょうか?
まずはお金がない状況であれば、自分の脳力に見合った年収・稼ぎを測定するために「ミイダス」という診断アプリを使ってみるのがおすすめです。
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