さて、先日こんなツイートをしました。
住む場所にこだわること
優先度下げがちだけど、人生を豊かにしたいならかなり重要な要素。住む場所=コミュニティ
住む場所を選ぶってことは、どういったコミュニティに属したいかを実は選んでる。
身の丈と合わない所に住むとコンプレックスから来るモチベーションが凄いからオススメ(^^ゞ— Kitty@脱サラしたいDJブロガー (@tk_www) April 14, 2018
背景には大前研一さんの言葉があります。
自分を変革する・人生を変えるために必要な要素
- 使う時間を変えること
- 住む場所を変えること
- 付き合う人を変えること
by.大前研一
「住む場所にこだわること」
引越しするときに考えるポイントですね。いまあなたが住んでいるところは真剣に考えて選んだ結果だと思います(社宅とかは例外)。
人は人生の半分以上を住居で過ごします。当たり前すぎて見落としがちなんですが、住む場所にこだわることはとっても重要です。
ってことで、
- 住む場所にこだわることが人生にどんな影響があるの?
- どうやってこだわるといいの?
- こんな考え方で住居を選ぶと豊かになれるかも?!
僕の経験談を交えながらお話しします。
住まいは自分を変革するための重要な要素
引越しするとき、家賃・築年数・土地柄・ディベロッパー・5年平均賃料・アクセス・土壌・・・のように定量化できる要素(評価基準)を持って物件を絞ると思います。
僕の場合、上記の要素に加えて定量化できない要素がありました。
例えば、「住んでてテンションがあがるところがいいな」「自分の時間がうまれるところがいいな」と、自分をポジティブにしてくれる物件・場所がいいというような要素です。
自分をポジティブにしてくれるってのはどういうことだろう?
どんなところならそうなれるんだろう?
と、深く考えてみると面白いです。よく直感で判断するとかいいますが、この直感のひとつに自分をポジティブにしてくれるか?ってのがあると思います。
住む場所を変えれば人生を変えられる
こんな思いを抱いているときに、大前研一さんの言葉を見つけました。
なるほど、「住む場所を変えることは人生を変えるための一つの要素である」と。洗練された考えですね。僕が思っていたことはまさにこれでした。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。3番目はつきあう人を変える。 この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『 決意を新たにする』ことだ。 by 大前研一
大前研一って誰?って人のために。
大前 研一は、日本の経営コンサルタント、起業家。マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。
んじゃ、住む場所にこだわるとどんなポジティブな影響を自分に与えてくれるのか?を考察してみます。
住む場所を変えることは環境を変えること
住む場所=周りの環境
住む場所とは、自分をとりまく環境です。住む場所がポジティブか?ネガティブか?でどう変わってくるか想像してみます。
すると、住む場所を良くすることは自分のためになると理解できます。
ポジティブな環境
例えば、高級住宅街やおしゃれタウンを想像します。麻布・松濤・城南五山・番町・代官山・表参道・・・。
一歩外に出てみるとなんとな~く、自分にとってポジティブになりそうな要素がたくさんあります。
- 朝からジョギングしている人がいる
→ 意識高くなりそう
- みんなオシャレ
→ スウェットが恥ずかしい、身だしなみ気を遣いそう
- 道端にごみが落ちてない
→ キレイにしよう
- 不審者とか浮浪者がいない
→ 精神・視覚的マイナスがない
- 住人が平和そう、挨拶当たり前
→ 心晴れやか
ポジティブな環境に身を置くと、環境に適用しようとして環境に引っ張られる事象が起こります。
例えば、スポーツ強豪校に入って周りがスポーツむちゃくちゃ頑張ってるから一緒に頑張る、がり勉クラスに入ったから周りと切磋琢磨して勉強頑張る、こんな感じです。
どう受け取るか、どう活かすかは結局自分次第ですが、次のネガティブな環境よりメリットがあると考えられます。
ネガティブな環境
ネガティブな環境を想像します。例えばこんな要素が思い浮かびませんか?
- 酔っ払いが道端で寝っ転がってる
→ テンション下げ
- 住民がうるさい、レベルが低い
→ 騒音等でストレス、睡眠不足に?
- 道路に嘔吐の痕跡
→ 街をきれいにしておくモチベーションなくなる
- 道路にごみやフンが落ちてて汚い
→ 朝からテンション下げ・・
- 不審者とか浮浪者がいる
→ 危険。そういうやつらが住みやすい街ってことは・・?
ポジティブな環境とくらべてどうでしょうか?
正直、ネガティブな環境下でプラスな影響を受けるのは難しいです。むしろ、底辺ばかりをみてしまい変な優越感や安心感に浸ってしまうでしょう。鶏口牛後な状態ですね。
自分をポジティブにさせる環境をイメージする
ポジティブな環境とは高級住宅街、おしゃれタウンに住むことだけではありません。何が自分をポジティブにさせるのか?をイメージして、それに合う住まいを考えるのが大切です。
- 通勤時間を節約するために、会社からアクセスのいいところに住むこと
→自分の時間が生まれプラスに働く
- お気に入りのカフェが近くにある場所に住むこと
→週末のリラックスタイム、考え事するのにベストな環境を近くに用意する
- 美術館や図書館等の文化に触れられる街に住むこと
→アーティスティックなビジョンがあるならベストな選択
人それぞれでポジティブな要素は変わってくるはず。
住まいを選ぶときに、家賃が高い安い、築年数が若い古い、部屋が広い狭いよりも、お金に換算できない要素(例を後述)を真剣に考えてみましょう。
住む場所はちょっと背伸びしてみた、僕の場合。
物件候補リストには身の丈に合ったものが並んでいると思います。身の丈に合った物件ではポジティブな要素は生まれにくいです。よくて、現状維持。
希望条件家賃10万、東京23区内、25㎡以上、築年数10年以内・・
例えば、この条件でポジティブな環境に住めないなら、ちょっと背伸びしてみるのがいいです。
家賃を多く払って時間的・精神的余裕を買った
実際僕は、家賃を我慢(想定家賃の+3万円)して、いまの物件を選びました。
- 駅直結
- 大手ディベロッパーの物件
- 分譲マンションだからコンシェルジュ常駐、管理・メンテナンスが十分
- 近くに深夜まで営業するTSUTAYA
- マンション1Fにコンビニ併設
- ターミナル駅だから縦横斜め、どこにでもアクセスがいい
結果、3万円で時間的余裕や精神的余裕を買えたと納得しており、後悔していません。
住んでて気持ちがいいですし、もっと頑張ろう!とテンションもあがります。これらの要素・メリットはお金で換算できないものです。
- どこにいくにも移動が楽
- 電車が遅くまである
- クリーニングは1F受付のコンシェルジュに頼めばOK
- 宅配もコンシェルジュ
- 風邪ひいて動けなくてもすぐコンビニ
- 分譲マンションだから変な人がいない
- 分譲マンションだからセキュリティレベル高
- 友人泊まりに来たらゲストルームにGO!
- 会議したくなったらミーティングルームにGO!
- ●●マンションの住人ですというと、周りのお店で優待がある
- 駅が近くて出不精にならない。さらに濡れずに行き来できる
- マンションキレイ&重厚すぎていちいちテンション上がる
物件選びで最後まで悩むのはだいたい「家賃」です。お金で解決されるなら多めに払うのをオススメします。もちろん、予算オーバーした以上にメリットが見込めるのが前提ですが。
代わりに何かを我慢したり、正負の法則を考えた
「3万円で時間的・精神的余裕を買った」という考えは正負の法則です。お金という負(マイナス)を払っているから正(プラス)もあるはずだって理論ですね。この考えは当たり前にやりましょう。
さて、お金を払うのだから、代償として(実際の行動として)こんなことを我慢してます。
- キッチン広いし、食器洗浄機やディスポーザーもあるからなるべく自炊する
- 駅近いし、会社からも近いからタクシーは使わない
- 週末は飲み歩かず、TSUTAYAで読書する
- 帰りたくなる家にデザインして、外出によるムダな支出を抑える
- 住まいのリソースを有効利用する(ゲストルームとか会議室とか)
結局、どう人生が変わったのか?(まとめ)
結局、僕は分譲マンション(億ション)を賃貸で借りることにしました。住人コミュニティへのコンプレックスがスゴイです。
さらに、エレベーターは高層階・低層階用で分かれます。エレベーターホールでどっちに乗るか?!で世界分断もされてます笑
けど、それ以前にこのマンションコミュニティへのコンプレックスを埋めるべく、頑張ろう!!と純粋なモチベーションになっています。
僕の場合、今の住まいに引っ越してからまだ間もないです。
大きな結果はないのが実情ですが、いつかこんな家を余裕で買って余裕で暮らしてみせる!!と毎日思うんです。
このモチベーションは非常に影響力があって、(ブログの標語である)脱サラしたい、ラットレースから抜け出したい、何か変わりたい!と思わせてくれます。
実際、今の住まいはこのブログを運営するおおきな原動力になっています。
ポジティブな環境に身を置くと、環境自体がポジティブなので身を置いてるだけでエネルギーが貰えますよ!って話でした。住まいにこだわることの重要性や、住まいを選ぶ際の考え方をみなさんに提供できたらうれしいです!
では!