香港旅行で使った「プリペイドSIM」がとっても安くて便利だったので体験談を交えて紹介します。
この記事を読むとこんなことが分かります。
- 香港やマカオでスマホ使いたいんだけどどうすればいい?
- プリペイド(使い捨て)SIMの使い心地ってどう?
- 使い捨てSIMはどこで買える?
- SIMの設定はどうするの?
- レンタルWi-Fiよりいいの?
プリペイドSIMって何?レンタルWi-Fiと何が違うの?どんな人にオススメするの?と疑問に思った方は、下の関連記事を読んでみてくださいね。
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プリペイドSIMを買うなら香港空港の「1010」がオススメ
黄色い看板が目印の「1010」は香港国際空港にあります。
入国審査を終えて、入場ゲート(接機大廳Aという出口)を抜けると、右手50メートルくらい歩いたところにあります。
なぜ「1010」がオススメなのか?理由を説明します
香港のプリペイドSIMはコンビニ(セブンイレブン)でも買えます。しかし、「1010」をオススメしたい理由があるんです。
- 入国して迷わずにすぐ買える
- 購入〜設定まで全部やってくれる
- cslという香港の大手通信業者のSIMが買える
「1010」なら店員さんに任せておけば全部やってくれます。3分程度で設定完了するので安心!!
一方、セブンイレブンで買ったら自分でSIMの抜き差しや設定をしなければなりません。
設定作業って地味にめんどくさいです。しかも、わかりにくい。
SIMの抜き差しにはピンが必要・・と少しハードルが高いです(↓)。
「1010」で購入した香港で使えるプリペイドSIMをご紹介
「1010」で実際に購入したプリペイドSIM「Discover Hong Kong Tourist SIM Card(5日間)」です。
お値段、88HKD(約1,232円)で5日間使えるならお得ですね。
店頭には何種類かSIMが並んでいます。例えば、8日間版、マカオでも使える版が売っていました。
5日間で88HKDで使えるプリペイドSIMを購入
注意したいのが、こちらの「5日間88HKDのSIM」は店頭のメニューには載っていないことです。
価格が高いSIMを旅行者に買ってもらいたいのかもしれません。
店頭ディスプレイには並んでいたので、メニューからは選ばずに口頭かジェスチャーで88HKDのがほしいと伝えてみてください。
通信速度はとてもスピーディで快適
SIMは上のようなカードにくっついています。
通信スピードはとっても快適でした。香港の街なかを散策しながら、ネットサーフィン、インスタグラム、ツイッター、LINEとか使っていましたが全く問題なかったです。
たまに、香港の番号からいたずら電話?がかかってきたことにビックリしました笑
おそらく音声通話が使えるプリペイドSIMで、電話番号が発行されていたからだと思います。
【準備と注意】プリペイドSIMを使うには「SIMフリーのスマホ」が必要
「1010」でSIMを購入すると、その場で使えるように初期設定してくれます。
ところが・・・
プリペイドSIMを買ったらその場で設定してもらえる
店員さんにスマホを渡して、SIMカードを挿してもらったところ、Galaxy S8(私のメインスマホ)の挙動がおかしい・・
画面を見ると見慣れないメッセージが・・
「SIMネットワークのロック解除PIN」
結局、購入したプリペイドSIMは、メインのGalaxyでは使えずサブ機のiPhoneで使うことに。
とりあえず、一件落着。ところが疑問が残ります・・
なぜiPhoneは使えて、Galaxyはダメだったのか…考えてみるとあることに気が付きました。
SIMロック端末はNG。プリペイドSIMはSIMフリースマホで使おう
結論、iPhoneはSIMフリーでGalaxyはSIMロック端末だったからです。
私のiPhoneとGalaxyの違いを説明します。
- iPhone ⇒ もともとソフトバンクで買ったスマホ。格安スマホに乗り換えるついでにSIMロック解除していた
- Galaxy ⇒ IIJ mio(ドコモ電波)の格安スマホを使えるようにするため、ドコモ系のスマホをお店で購入した(SIMロック端末)
ポイント
これは格安スマホを使うときと同じです。格安スマホを使う際も、SIMフリーのスマホが必要になります。
SIMフリーとかロック解除とかってなに?
NTTコミュニケーションズのサイトで詳しく解説されていますが、簡単に説明すると以下です。
- もともと日本で売られているスマホはSIMロックされている
- 理由は、携帯電話会社(キャリア)で販売しているスマホは、会社ごとに仕様や規格が異なるので利用制限する必要があるから
- 例えば、ドコモで売られているスマホはドコモ電波だけ使える、auのスマホはauだけ・・というように
- つまり、SIMロックとは販売元の携帯電話会社以外の電波は使えないように制限する仕組みのこと
日本で売られているスマホは規制がかかっています。
規制を解除することをSIMロック解除と呼び、解除してあげないとプリペイドSIMを使えないのです。
「限定解除」のようなものですね。
SIMフリー端末がなければ新しく買うか、ロック解除してもらおう
プリペイドSIMを使うにはSIMフリー端末が必要と説明しました。
SIMフリー端末がなければ
- 新しくSIMフリーのスマホを買う
- いまのスマホのSIMロックを解除する
必要があります。
オススメなSIMフリー端末、SIMロックされているスマホのロック解除方法は関連記事で書いているので読んでみてくださいね。
SIMフリースマホを用意できないなら「レンタルWi-Fi」にしよう
SIMフリーのスマホがなければ「Wi-Fiレンタルサービス」をオススメします。
レンタルWi-FiならSIMフリーかどうかは関係なく使えます。
レンタルWi-Fiといえば「イモトのWi-Fi 」が有名です。
レンタルWi-Fiなら、1台借りるだけで友達や家族、恋人みんなで使えますし、パソコンだって接続できます、タブレット端末もOK。
たくさんの人で使いたい、たくさんの端末で使いたいってニーズがあるならレンタルWi-Fiがピッタリですよ。
実は香港空港じゃなくて「事前にAmazonで買っておく」のがおすすめ
帰ってから気づいたのですが、プリペイドSIMは日本でも買えました。しかもAmazonで・・。
プリペイドSIMは香港空港で買いましょう!!!と力説していましたが、Amazonで買っておけばよかったと少し後悔しました。
なぜなら・・・
- Amazonのほうが安い
- いろんなプランを選べる
- 通信量無制限プランのSIMがあった
というように、Amazonで売っているプリペイドSIMは自由度が高かったからです。
SIMを自分で抜き差ししたり設定するのは面倒ですが、圧倒的に安くていいものがかえるので、次回はAmazonで買ってみようと思います。
まとめ
香港国際空港にある「1010」でプリペイドSIMを買ってみた体験談をご紹介しました。
「1010」ならその場でプリペイドSIMを買って設定までしてくれたので、とってもスムーズでした。
しかし、プリペイドSIMはSIMフリースマホでしか使えません。僕のメイン機はSIMロック端末だったので使えず・・。
SIMフリースマホを持っていない人は、新しく買うか、SIMフリーにするか、それともレンタルWi-Fiを借りるか選んで見てくださいね!
日本に帰ってから調べなおすと・・超絶安くて通信量無制限プランのSIMが格安で売っていることに気づき驚愕!
次回は、AmazonでプリペイドSIMを買って香港や海外に行ってみよと思ったのでした。
以上!